
車の買い替え時期っていつがベストなのかな?



絶対に損はしたくないから最適なタイミングで乗り換えたい!



じゃあ車の買い替え・乗り換えのベストタイミングの判断の仕方を紹介するね♪
車の買い替え時期はいつが最適なのか悩んでいる人は多いですよね。
車は安い買い物ではないので、最適なタイミングにできるだけお得に買い替えたいですもんね!
そこでこの記事では、最適な買い替え時期の目安や、乗り換えることによるメリット・デメリットについて元自動車会社員の目線で解説していきます。
結論から言うと、車の最適な買い替えの時期は、次の5つポイントから総合的に判断するのがベストです。
- 走行距離が大台に乗る前(5万kmや10万km)
- 年式が古くなる前(10年や13年)
- 高額な修理が発生した時
- ライフスタイルに変化があった時
- 車検が切れそうな時
愛車に長く乗るためのコツや必須メンテナンスについても併せて紹介しますので、損をしないカーライフの参考になること間違いなしですよ〜♪
走行距離による買い替え時期
車の買い替え時期を決めるにあたり、最も大切なポイントは車の走行距離です。
なぜ走行距離が大切かと言うと、走行距離は車の寿命を表す重要な指標だから。



そういえば車の買い取りサイトに申し込む時も必ず「走行距離」を入力させられるよね!



そうなの!車の健康状態や寿命が一番わかりやすいのが走行距離だからだよ
「走行距離の確認方法がわからない!」という人は、車のエンジンをかけてみてください。
スピードメーターなどが表示されているエリアに、ODOと表示された走行距離が表示されているはずです。



ガソリンを満タンにした時など任意にリセットできるトリップメーターとは別だから注意!
目安①:総走行距離5万キロ
ちょっと前までは「10万kmが最も買い替えに適した時期」だと言われていましたが、最近では「車の価値が落ちにくい5万kmが最初の分岐点」であるといわれています。
実際に中古車輸出事業などを展開するENGの調査によると、車を買い替えた人の中で最も多かったタイミングが「5万km以下」だったのだそう。



5万kmの車は経年による傷や汚れが少なくて状態が良いから、高い下取り・買取価格がつきやすいんだよ



残された寿命が長くて見た目もキレイだったら、そりゃ評価高いよね!



一般的に走行距離は「1年1万km」言われているから、5万kmはざっくり5年ぐらい乗った車ってイメージだよ



たしかに5年の車は結構まだキレイだよね
走行距離5万km、つまり5年間使用された車は、まだ古すぎずゴム部品などの劣化も進んでいません。
さらに5年という期間は、新車購入時についてくるメーカー保証の有効期間でもあります。
劣化が少なくメーカー保証期間内でもあるので、総走行距離5万kmというタイミングが買い替えを検討する最初の時期として適しているんです。
目安②:総走行距離10万キロ(軽自動車は8万キロ)



でもさすがに新車で買った車を5年で手放すのはもったいなくないかな?



ていうか私の車はもう5年以上たっちゃってるし!



だったら次の目安である10万キロもオススメの買い替え時期だよ
車が10万kmを迎えると、高額なパーツの劣化が進んで交換が必要となる時期に入ります。
高額なパーツのうち車の安全な走行に影響の大きいものの代表は、
- タイミングベルト
- ウォーターポンプ
- オルタネーターなど
それぞれ5万円〜15万円前後の修理費がかかるものです。



結構かかるね…!



パーツ1つなら我慢できたとしても、2つ3つになってくると車ごと買い替えたほうが得になりそうな金額だよね
【補足】高額なパーツのうち車の安全な走行に影響の大きいもの
- タイミングベルトとは、エンジンを規則的に回転させる上で重要な部品同士のタイミングを連動させている大事なパーツです。消耗しすぎると切れてしまい、エンジンに深刻なダメージを与えることがあります。
長持ちさせるためのメンテナンス方法としては、急発進・急加速・急停止といった負荷の大きい運転を避けたり、エンジンオイルや冷却液の交換を規定のタイミングで行うように心がけるとよいでしょう。 - ウォーターポンプはエンジンが熱くなりすぎるのを防ぐためのパーツで、ラジエーターで冷やされた冷却水を循環させています。
ウォーターポンプの交換にはタイミングベルトを取り外す作業が伴うため、同時に交換されることが多いパーツでもあります。
日頃から水温計が上がっていないことやエンジンから異音や水蒸気が出ていないかチェックする習慣をつけておくとよいでしょう。 - オルタネーターは車の中で使用される電気を生み出すパーツです。エンジンの動力でオルタネーターが回転することで発電され、直流電流を交流電流に変換してヘッドライト・エアコン・カーナビなど電気を必要とする装備に供給します。
バッテリー&オルタネーターチェッカーを使えば専門業者に依頼しなくても点検が可能です。
最近の車は技術が向上しているので、10万kmを超えても必ず故障するとは限りません。
ですが、どれだけメンテナンスの行き届いた車でも、経年劣化まで防ぐことは難しいです。
劣化した部品を放置したまま乗り続けると、思わぬ事故に合う危険性も…!
車の買取業者は、そんなリスクのある走行距離の多い車(過走行車)に高い買取価格をつけてはくれませんので、タイミングが重要になってきます。



お得に車を買い替えたいなら、良い値で買取してもらえるボーターダインは「10万km」と覚えておいてね!



最初の良い買い替えタイミングが5万km!



ボーダーラインが10万kmね!
年式による買い替え時期
車の最適な買い替え時期を判断する上で、総走行距離と併せて考慮してほしいポイントの2つ目が年式です。
具体的には、10年と13年が重要な時期になります。
実は年式が古くなるにつれて交換用の部品が供給してもらえる期間が終わったり、税金が増えたり、維持しづらくなってしまうんです。
詳しく説明しますね。
目安①:部品製造期間の10年
安全かつ快適に車に乗り続けるためには、維持・修理のための補修部品が欠かせませんが、自動車メーカーによる部品の製造期間はおおむね10年と言われています。
代表的な自動車メーカーであるトヨタは、公式サイトで以下のように公表しています。
あくまで目安になりますが、工場装着の部品であればクルマの生産終了から約10年間となります。
ただし、部品によってはそれより短いものもあります。
また、販売店装着オプションの部品につきましては、クルマの生産終了後は部品の製造を打ち切りますのでトヨタの販売店での在庫のみとなります。
他のメーカーでも、部品の製造期間は「10年前後」と言われています。



実は家庭用電化製品と違って、自動車業界は経済産業省から具体的な保有期間の指示はないんだけど、慣例的に10年ってなってるの



そういえば冷蔵庫やエアコンは9年、洗濯機は6年だから、その前が買い替えたほうがいいって聞いたことがあるよ



そっか、古くなった製品の部品を作り続けことは大変なことだもんね
古くなればなるほど劣化や故障が増えやすくなるため、年式の古い車に乗り続けると、突然の故障や不具合に対応しきれない可能性があります。
買い替えを検討する時期として、10年という節目は良いタイミングです。
目安②:重量税が増える初年度登録から13年
車を所有すると毎年納めることになる自動車税ですが、実は新車の初年度登録から13年が経過すると税金が増えることはご存知ですか?
車検の際に納める自動車重量税も、新車の登録から13年と18年経過のタイミングで増税されます。
例えば1,500〜2,000CCの排気量の普通車の場合、新車から12年までは自動車税が36,000円ですが、13年以降は41,400円に増えるんです。
重量税の場合、1トン〜1.5トンまでの車であれば、新車から12年までは24,600円、13年以降は34,200円に上がります。
軽自動車の場合自動車税が10,800円から12,960円へ、重量税が6,600円から8,200円への増税です。



どうして古くなった車の税金が上げられちゃうの?



年式が古い車は燃費が悪いし、環境への負荷を考慮して増税されてしまうの



そっか。じゃぁお金のためだけじゃなくて、環境のためにも13年という節目は大切にしたい買い替えタイミングかもね
高額な修理が発生した場合
日常的に車を使っていると、パーツの修理や交換が必要になり、しかも高額になってしまう場合もあります。
車の元の価格にもよるので、一概に「いくら以上なら買い替え」と線引することは難しいのですが、修理費用が数十万円必要になった際には買い替えを検討するのがオススメです。



例えばどんなパーツが高いの?



例えばエンジンを冷却するためのラジエーターやラジエーターホース、冷却水の温度調整をしているサーモスタットとか



どれも私にはサッパリわからんパーツばかり…



全然おぼえなくていいよ!不明なことは整備士さんに相談しながら決めればOK◎
車の骨格の部分が大きく損傷するような事故にあってしまった場合や、豪雨で水没してしまった場合も、修理費が高額になるケースがあります。
そういう時は、修理ではなく買い替えたほうが総合的にコスパが良いかもしれません。
ただ、中古部品を使って修理費用を安くあげる方法もあるので、ディーラーや板金屋さんと相談しながら判断することをオススメしますよ。
ライフスタイルの変化
日々の生活を便利にしてくれるのが「車」なので、ライフスタイルが大きく変わって、適した車のサイズや形が変わった時こそ買い替えを検討する良いタイミングです。



例えば家族が増えた場合、小さな車では不便になってしまうよね



そうだね。小さい車で我慢するのと思い切って買い替えちゃうのとでは、日々のストレスが違いそうだよね



キャンプにハマった友達がSUVタイプに乗り換えてたけど、英断だったってことだね♪



どんな車でも維持管理の費用はかかるから、だったら我慢して合わない車を使い続けるより、愛着の持てる自分のライフスタイルにピッタリな一台を持ちたいよね♪
車検が切れそうなとき
車検が切れそうな時に買い替えを検討するという人が、最も多いのではないでしょうか!
特に、新車購入から5年目に来る2回目の車検タイミングで買い替えを検討する人が多いです。
実際に下取り・買取価格の高さの面から見ても、ちょうど良い時期でもあります。



新車購入から5年でメーカー保証が切れる時期も来るから、良いタイミングだと考える人が多いんだよ



5年目の車検の時じゃなきゃダメなの?



そんなことないよ!3年目でも7年目でも9年目でもOKなんだけど、5年目というのが色んな要素が重なるからベストだと判断する人が多いってだけ



最終的には自分の都合とかも合わせて、車検のタイミングも考慮するといいよって事ね



そういうこと!
車を買い替えるメリット・デメリットとは?古い車に乗り続けちゃダメなの?
そもそも、車を買い替えることによるメリット・デメリットは何なのでしょうか。
古い車に乗り続けるリスクと併せて説明しますね。
車を買い替えるメリット



新しい車のほうが燃費の技術や安全運転をサポートしてくれる技術が向上しているし、税金や保険料が優遇されるんだよ



このご時世だから燃費が良い車のほうが、財布にも地球にも優しいよね♪



事故を未然に防いでくれる機能も魅力を感じるよ!
車を買い替えることは、たとえ購入のタイミングでは大きな出費が発生したとしても、車の維持管理に必要な費用を総合的に考慮すると、実はメリットが多いのです。
車のサブスクまずはココから』で詳しく解説しています。 大きな出費は困る!という人は『車のサブスク』もオススメ!『
車を買い替えるデメリット
車を買い替える最大のデメリットは、多くの人が真っ先に気になる「費用」の面です。



やっぱ大金が一度に出ていくのはツライ!



私は車に詳しくないからディーラーの店員さんと価格交渉するのも苦痛だし



書類を揃えるとか、手続きにかかる労力もばかにならないよね
新しい車のクセや操作に慣れるまでフラストレーションを感じる人も多いです。
ですが、どんな車にも耐用の限界がいずれ来ます。
「壊れるまで乗りつぶす!」という人もいますが、車は命を運ぶ乗り物なので、そのリスクは認識しておかなければなりません。



家電は壊れても「なくて不便」ぐらいで済むけど、車は思わぬ大怪我することもあるもんね



怪我で済めばいいけど。しかも嫌な思いするのは自分だけじゃないかもしれないが怖い点だよね



車というものの便利さだけじゃなくて、リスクにもしっかりと目を向けないとね!
少しでもお得に車を買い替えたいなら、現在の車を最高値で売却して、新車の購入資金をできるだけ増やすのがお得な方法ですよ♪
最高値で車を売却したいならMOTAの一括査定がおすすめ。←Coming Soon!
長く乗るためのコツはある?必要なメンテナンスはどんなの?
いずれは買い替える車であっても、できるだけ長く乗り続けたいですよね。
それなら、しっかりとメンテナンスしている車の方が下取り・買取の際に高値がつきやすいですよ!
というわけで、ここでは車の良い状態を保つために必要なメンテナンスを5つ紹介します。
エンジンオイルとフィルターの交換
エンジンオイルとは、よく「車の血液」と例えられるほど重要なものです。
一般的な車は5,000km走行(あるいは半年に一度)のタイミングで交換をオススメします。
フィルターの交換も15,000km走行(あるいはオイル交換2回に1回)に行ってくださいね。



フィルターって何?



オイル内にたまる不純物を取り除くためのものだよ
タイヤの空気圧点検・交換・ローテーション
実は「命を乗せているのはタイヤ」と言われているほど、車の安全な走行に直結する大事なパーツがタイヤです。
状態の良いタイヤは安全な走行に繋がり、車へのダメージを防ぐことができるので、実はタイヤのメンテナンスの優先度は高い!
「空気圧が低すぎないか」「溝は適度に残っているか」など定期的にチェックしましょう。
交換の目安は30,000km〜50,000kmです。



タイヤのローテーションもオススメだよ



ろーてーしょん???



タイヤの装着箇所を入れ替えることだよ



前輪のを後輪に持ってきたり、左右を入れ替えるアレね!



車のタイプや走り方によって変わるから、整備士さんと相談してね
エアクリーナーの交換
エアクリーナーは、エンジンに送る空気から不純物を取り除くもののこと。
エアクリーナーの汚れは「エンジンの出力が低下」や「燃費の低下」などのトラブルにつながるので、20,000km〜30,000kmを目安に交換すべき部品です。



名前がややこしいんだけど、エアクリーナーはエアコンとは別物だから要注意だよ



前にディーラーさんに「エアクリーナーの交換時期そろそろですよ」って言われたんだけど、エアコンのことかと思って断っちゃった…



たしかに、知らなかったら「エアコンの掃除したほうがいいですよ〜」「それなら別にいいです〜」ぐらいの感じで聞いちゃうかも
冷却水(クーラント液)の補充・交換
冷却水とは、エンジンの温度が上がりすぎるのを防いでくれるもの。
冷却水が不足するとエンジンがオーバーヒートして深刻なダメージを負ってしまうこともあるので、残量を定期的にチェックすることが肝心です。



ど、どうやって確認すれば??



12ヶ月点検を毎回ちゃんと受けてれば問題ないから安心して☆
ブレーキオイルの交換
ブレーキオイルも命に関わる重要なオイルで、10,000km程度ごとに交換するべきとされています。
12ヶ月点検などの法定点検や車検などのタイミングでチェックしてもらえる箇所ではあるけれど、ブレーキの効きに変化がないか意識しながら運転すると重大な事故を避けられますよ。



車はスピードを出すのは簡単だけど、ちゃんと停止できるかが重要なんだって覚えておいてね!



せっかく安全運転を頑張っても、車のメンテナンスが雑だったらもったいないもんね!



メンテがんばった分だけ安心して走れて、買い替えの時に高く車が売れるんだったら、その価値アリだよね♪
普段お世話になっているディーラーやカーショップの担当者さんの意見も聞きながら、こまめなチェックや交換を心がけてみてくださいね。
まとめ
あらためて、最適な車の買い替え時期をおさらいします。
- 走行距離が大台に乗る前(5万kmや10万km)
- 年式が古くなる前(10年や13年)
- 高額な修理が発生した時
- ライフスタイルに変化があった時
- 車検が切れそうな時



他にも「ローンを完済したタイミング」や「新モデルが発売されるタイミング」とかも考慮すると、より適したタイミングで買い替えられるよ



たしかにローンのタイミングは大事かもね!



やっぱお得に買い替えたいもんね♪
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