
車検の費用って出すまでわからないから怖い…



車検代を節約する方法はないのかな?



車検費用の仕組みがわかれば、おおよその相場や節約術がわかるから紹介するね!
実は、車検費用の内訳を理解すれば、節約する方法はあります。
そこで、この記事では車検費用の基本の内訳から、相場、節約術までをわかりやすく解説していきます。
ご紹介する方法の中から、あなたの経験値・知識量や車の状態に合わせた最適なものを選んでお得に車検を通しちゃいましょう♪
車検費用の基本の内訳
車検を受ける際に必要な費用のうち、主なものは次の3つです。
- 法定費用
- 車検基本料金
- 部品交換費用
それぞれを詳しく説明しますね。
①法定費用
法定費用は、車検時に必ず国に支払う費用です。
法定費用の中には自賠責保険料、重量税、そして印紙税が含まれています。



法定費用ってどうして払わないといけないの?



法定費用は国への義務的な支払いなの。車を安全に使うためのルールの一部なんだよ。
法定費用は国に支払うものなので、どこで車検を通しても同じ額になります。
②車検基本料金
車検基本料金は、法定費用と違い車検を行う業者が設定する料金です。
この料金には、車検の検査や手続きにかかる作業費用や手数料が含まれています。



車検のためにはエンジンルームをチェックしたりとかタイヤを外したりとか、手間のかかる車の検査が必須なの。



そのための整備士さんの作業代がいるんだね。



国に提出する書類関係の作成や提出も必要だから、あなたの代わりにやってもらうための代行手数料もかかるよ。



手数料ってそういうサービスや事務手数料のことなのね。
実はこの検査の手間や整備士さんの技術力などによって料金設定が異なってきます。
つまり、ここで節約の余地がある費用の1つ目がコチラの車検基本料金なんです!



車検業者によってどれくらい違うの?



数千円違ったりするから比較検討することが大切だよ!
車検費用を節約するための最重要ポイントがこちら、車検基本料金です。
③部品交換費用
部品交換費用は、車検時に車の部品を交換する必要がある場合にかかる費用です。
これは車の状態によって大きく変わりますが、一般的に車の走行距離が多いほど(長く乗った車ほど)交換が必要になってきます。



部品交換っていつ必要なの?



部品によって交換時期が変わるよ。
部品交換の時期は、部品によって「何km走ったか」や「何年走ったか」など判断の目安が設定されていますが、それらは目安でしかありません。
実際には車をチェックしてみないと交換が必要になるかどうか分からないんです。
そのため、部品交換費用は車検の中でも特に予測が難しい部分です。



だから車検に出す時に明確に「◯万円です」って教えてもらえないんだね!



そうなの。業者さんも別にイジワルで教えてくれない訳じゃないんだよ
定期的なメンテナンスを受けることによって予期せぬ高額な費用を避けることはできますが、経年劣化は必ず起こるもの。
そのため「必ず節約できる」とは言えないのが難しいところです。
次に、車検費用の相場について見ていきましょう。
車検費用の相場
まずはざっくりと軽自動車と普通自動車の車検費用の相場を見ていきましょう。
イメージとしては、次の通り。
項目 | 軽自動車 | 普通自動車 |
---|---|---|
法定費用 | 15,000円~30,000円 | 30,000円~80,000円 |
自動車重量税 | 6,600円~7,600円 | 車両重量によって変動 |
自賠責保険料 | 約20,000円 | 約20,000円 |
印紙代 | 約1,200円 | 約1,700円 |
車検基本料 | 20,000円~40,000円 | 30,000円~50,000円 |
整備費用 | 10,000円~50,000円 | 20,000円~100,000円 |
合計(概算) | 45,000円~120,000円 | 80,000円~230,000円 |
普通自動車の重量税とは?
普通自動車の重量税は、自動車の区分(自家用か事業用かなど)、車両重量、経過年数によって税額が決まります。
自家用乗用車の場合
2023年5月1日以降に新車新規登録(初めて登録すること)した場合、以下の税率が適用されます。
- 車両重量0.5トン以下: 8,200円
- 車両重量1トン以下: 16,400円
- 車両重量1.5トン以下: 24,600円
- 車両重量2トン以下: 32,800円
- 車両重量2.5トン以下: 41,000円
- 車両重量3トン以下: 49,200円
- 新車登録から13年経過時: 上記の税額から約39%増税
- 新車登録から18年経過時: 上記の税額から約52%増税
エコカー減税について
環境性能に優れたエコカー(電気自動車、プラグインハイブリッド車、一定の燃費基準を達成したハイブリッド車など)は、自動車重量税の減税措置が適用される場合があります。減税額は、車の燃費基準達成度によって異なります。
軽自動車、普通自動車それぞれについて、大事なところを補足しますね。
軽自動車の車検費用相場
軽自動車の車検費用は、普通自動車に比べて一般的には低めです。
表では4.5万円〜12万円としましたが、平均的な相場は4万円から6万円程度とされています。



軽自動車の車検、思ったより幅があるんだね!



高級感のある高性能モデルも出てるからかも?
普通自動車の車検費用相場
普通自動車の車検費用は軽自動車よりも高めです。
普通自動車は車のサイズも排気量もピンキリなので一口に相場を出すのは難しいのですが、平均的には8万円から12万円程度とされています。
大きい車になると20万円を超えることも…!



普通車の車検、ちょっと高いかも..



コンパクトカーだと軽自動車よりちょっと高いぐらいなんだけど、大きい車も含めて相場を説明するとスゴく高そうに見えちゃうの。
次に、車検費用を安く抑える方法を3つご紹介します。
車検費用を節約する方法3選
車検費用は出来るだけ節約したいですよね。
ここでは車検費用をできるだけ安く抑える方法を3つ紹介します。
- 見積もりを複数とる
- ユーザー車検を活用する
- 事前に自分で検査・整備する
それぞれ1つずつ説明しますね。
見積もりを複数とる
車検費用をできるだけ抑える方法として、誰もが実施できる方法が「見積もりを複数とる」ことです。



数万円の差がつくこともあるから見積もりの比較は必須だよ!



ちょっと手間がかかっても、その価値があるってことね!



手間をかけたくないなら簡単に比較できちゃう楽天Car車検がオススメ♪



楽天って車検もやってるの?



楽天は車検を扱ってるカー用品店やガソリンスタンドの一括見積もりをしてくれるだけだよ。詳しくは『オススメ楽天Car車検』で紹介するね
おすすめする人
- 少しでも費用を抑えたい人
- 納得のいく整備内容で車検を受けたい人
- 業者選びで失敗したくない人
ユーザー車検を活用する
ユーザー車検とは、整備工場やディーラーに検査や書類手続きを依頼せず、自分で全てを行う方法です。
費用を大きく抑えられる方法ですが、その分、知識と手間も必要になります。



「とにかく安く!」ならオススメだけど上級者向けだよ



私には無理かもしれないけど、こういう方法があることは知っておいて損はないかも
ユーザー車検は代行手数料や整備費用が不要になるため、数万円単位で費用を抑えることができるのがメリット。
自分で点検することで、車の状態に対する意識が高まるのも利点です。



車の状態を意識すると大事に扱うようになるからね。



故障や不具合を避けられてGOODかも!
反面、検査予約や書類作成、車の点検や検査ラインでの作業など、すべて自分で行う必要があるのがデメリット。
きちんと検査基準を理解し、適切に車を点検・整備する知識が必須になります。



不備があれば再検査になる可能性もあるから、ちゃんと車検を通すためには専門的な知識や技術が求められるよ。



再検査かぁ…二度手間になるリスクもあるのは痛いね。



自分で整備しきれないってなった場合は業者に依頼しなきゃいけないし。



車検費用の節約って意味ではユーザー車検は魅力的だけど、出来る人と出来ない人が分かれそうだね。
ユーザー車検をオススメする人
ユーザー車検をオススメする人は次のような人です。
- 車の知識がある人
- 自分で整備できる人
- 時間と手間を惜しまない人
- 少しでも費用を抑えたい人
- 走行距離が短い&新車購入3年後の初車検の人



新車で購入して3年後の初めての車検だったら初心者でもユーザー車検とおせるの?



古い車よりは通しやすいよ。新車で買ってれば経年劣化も少ないし、近所の買い物ぐらいにドライブしてる人だったら車の不具合も出づらいからね。



それなら車に詳しくない私でも望みがあるかも!
事前に自分で検査・整備する
事前に自分で明らかに不具合のある箇所を検査・整備しておくことで、車検費用を節約することも可能です。
ユーザー車検はハードルが高くても「自分にできることぐらいならやっておきたい!」という人に合っています。
ワイパーのゴムやウィンドウウォッシャー液は、車にあまり詳しくなくても比較的ラクに整備できる箇所です。
ちょっと知識がある人はエンジンオイルを自分で交換する人もいますよ。



自分であらかじめチェックしておけば業者さんに「◯◯の交換は不要です」ってあらかじめ釘を刺せるよ



「私、車の事分かってるからね」ってアピールしておくのは効果的かも!



カモられたくないなら自分で勉強してやっておくとGOODってことね♪
オススメする人
- ある程度車の知識がある人
- 自分でできる範囲で車の状態を把握しておきたい人
- 不要な整備費用を削減したい人
まとめ
この記事では、車検費用の基本から相場、そして節約術までを詳しく解説しました。



国に支払う税金とか手続きの費用は節約が難しいんだよね



うん。でも業者に支払う作業費用や部品代は節約できるポイントだよ



ユーザー車検はハードル高いけど、ワイパーとかウォッシャー液とか自分でもできそうな整備をやってくのは効果的だね



だね!あとはとにかく見積もりを複数とって比較すること!



そのためには車検が切れる前に余裕をもって動くことが大事だね!
車検の費用をお手軽に比較したいなら、楽天Car車検がオススメです。
ラクに複数の見積もりがとれて、お得に車検を受けられちゃいますよ♪
コメント